
子どもに食の大切さを伝えたい。なにかいい方法は?
年中男子の母です。最近息子が食べ物を投げたりえり好みをしたりして、食事を粗末にする行動が目立つようになりました。そのたびに「ごはんを粗末にしちゃダメ!」と伝えるのですが、あまり効果がありません。もし食の大切さを伝える良い方法があれば教えてください!(まりもさん/富士吉田市)
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体験して学ぶ食育!桂川ウェルネスパーク『お米育て隊』

健康や生活力、そして道徳など、人々が生きていく中であらゆる場面のベースとなる食育。
まりもさんのように、多くのママたちが子育てする中で子どもに伝えたいと思うテーマの一つですね。
でも、日々の生活の中で食育についてゆっくり伝える時間もないし、ましてや実感させてあげるのは難しいのが現実…。
そんなお悩みを持つ家庭にオススメしたいのが、桂川ウェルネスパークで毎年行われている農業体験プログラム『お米育て隊』。
子どもにどんな体験をさせてあげられるのか、その内容をご紹介します!
お米作りを通して学ぶ食べ物への感謝の気持ち
山梨県内でも有数の広さを誇る桂川ウェルネスパーク。
里山の自然の中に広がる敷地には、アクティブに遊べる大型遊具があるエリアや、バーベキューができる広場、ドッグランなどさまざまな施設が整っていて、親子で1日たっぷり遊ぶことができる。

この公園の東ゾーンの田んぼでは、毎年5月から1月にかけて、全9回の通年農業体験プログラム『お米育て隊』を開催。
3歳から中学生までの親子が参加できて、お米作りイベントによくある田植えや稲刈りはもちろん、田んぼの準備から脱穀、実食まで、食べ物を作る過程と尊さを学ぶにはうってつけの内容となっている。

その内容もさることながら、すべて手作業でおこなうのもこのプログラムの特徴。
桂川ウェルネスパークのテーマ“里山”にちなんで、ここでは里山で昔からやられてきたお米作りの手法を再現。
それによって、お米作りの大変さはもちろん、日本人の知恵や創意工夫してきた歴史、そして「いただきます」の意味とありがたさをダイレクトに感じることができるんだとか。

今ではめったにお目にかからない昔ながらの道具がここでは大活躍!
千歯こきや足踏み式脱穀機を使って稲から脱穀。
唐箕(トウミ)と呼ばれる道具は、ハンドルを回すと風が起こってお米とゴミが分けられるそう。
精米も地道に棒でトントン。
頑張って突いても、精米できる量はわずか。
最後はお待ちかねのお餅つき。
お餅にまぶすきな粉も石臼を使って手作りする。
月日をかけてみんなで頑張って育てたお米で作ったお餅の味は、何物にも代えがたい格別の味♪

プログラムの中には、田んぼのまわりに住む生き物を探したり、自分たちで樽木を組んで案山子作ったり、収穫したお米の稲わらを使ってしめ縄を編む回も。
また通年なので、全9回のプログラムを通してほかの参加者たちとの交流も深まっていくんだとか。
ただ農作業するだけでなく、お米作りを通してさまざまな体験ができるから、子どもたちのいろんな発見や学びにつながりそう!

2020年の『お米育て隊』の参加応募締め切りは4月末まで。
定員(6組)になり次第締め切るとのことなので、参加したい人はお早めに応募を!

【桂川ウェルネスパーク お米育て隊】イベント情報
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桂川ウェルネスパーク
大月市にある山梨県内でも有数の敷地面積を誇る公園。里山の自然を生かした環境の園内は、東ゾーン・西ゾーン・中央ゾーンに分かれていて、芝生広場や大型遊具のエリア、BBQサイト、ドッグラン、農園などがある。また定期的に自然体験や季節行事などのイベントも定期的に開催。レストランもあり。
基本情報
名称 | 桂川ウェルネスパーク |
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フリガナ | カツラガワウェルネスパーク |
住所 |
山梨県大月市富浜町鳥沢8438 Google Map |
TEL |
桂川ウェルネスパーク管理事務所 0554-20-3080 |
URL | https://www.wellnesspark.jp/ |
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