
お手伝いしたがる娘と楽しく料理したいのですが…
年長の娘がお手伝いをしたがります。楽しく一緒に料理をしたいと思うけど、ついつい口を出し、手を出し、娘がグズるハメに。簡単で楽しく作れるコツやメニューが知りたいです。(中央市 めぐママ/5歳女児)
- 食育
子どもに大人気のチヂミを好きな具材で作ろう!

親子で楽しくクッキング♪でも手間暇かかって片付けも大変!結果口うるさくしてしまって、子どものテンションもダウン。こんなはずじゃなかった~なんてこと、ありますよね。

そこで、普段の保育でクッキングを取り入れているという甲府市の二川保育園に、親子クッキングを楽しく成功させる秘訣を聞いてみました!
- メニューを子どもと決める
- 「できる」を後押し
- わかりやすい食育体験を
- 味付けも自分好み!
- おいしい笑顔いっぱい
- [+α]ミニ菜園で育てて収穫
子どもと楽しく料理するコツ
メニューを子どもと決める
ちょうど、この日は年長さんがお料理する日!

メニューはみんなで具材を決めたチヂミ&スープ♪
さあ、チヂミに入れるのは、みんなの大好きな…チーズ・ニラ・コーン・桜エビに枝豆と納豆…ん??なんだか結構渋めなセレクト。
すまし汁には、しらす・お麩・えのき・ほうれん草をチョイス。
何を作るか、メニューは子どもと相談。食べやすくて、好きなものを入れられるチヂミはオススメ。
「できる」を後押し
切る・混ぜる・焼くと、年長さんになるとできることも多くなるし、やりたがることも高度に。みんな慣れた手つきで、ひとりでぐんぐん切っていく。
「ぼく包丁得意なんだ♪」「おうちでも切ってるよ」とみんな自信たっぷり!
子どもの「できる」をのばす!できた♪の体験を積み重ねることでもっと楽しくなるもの。はじめは比較的切りやすい野菜で、包丁慣れするとGOOD。
わかりやすい食育体験を
スープ作りは出汁からとると、食育的にも◎!
出汁という言葉は知らなくても、色が変わってくる様子に子どもたちは興味津々!味見をして、その違いにみんなビックリ!!
昆布や煮干しでお湯の色が変わるなど、目からの変化はわかりやすい。さらに味見するなどして変化を体感させよう。
味付けも自分好み!
いよいよ完成!すまし汁もチヂミも、具材はみんなで決めたみんなの好きなもの。だからおいしくないはずがない!味付けもぜ~んぶみんなで味見しながら調節。
おいしそうにできあがりました!
いただきま~す!

味付けはシンプルに、子どもに味見をさせながら自分好みに調節させて、あまり口出ししない。意外に子どもは慎重に薄味に仕上げるもの。
おいしい笑顔いっぱい
楽しいクッキングは、みんなのおいしい笑顔に溢れていました♪
ミニ菜園で育てて収穫

今回スープに入れたほうれん草は、年長さんが大切に育てたお野菜。二川保育園では様々な野菜を種や苗から育てているので、野菜の好き嫌いが少ないんだとか!
自分で育てて収穫した素材を使えば、子どもももっと料理を楽しめそう!ベランダでミニ菜園をはじめてみても◎